SGEの今夏を先読みしちゃうの巻①
おはようございます(業界用語
これから何回かに分けて今夏のフランクフルトの動向を予想も交えながら書いていこうと思います。
まず今回は
「現在在籍しているメンバー、今夏どうなるのっ?」
てとこを見ていきたいと思います。
けっこう個人的な予想も入りますが、「退団決定」と書いたものに関しては公式、あるいはそれなりに信頼性があるところの情報なのでまあ間違いないと思います。
選手によって文章が話し言葉で書かれてたりバラバラしてますが、暇な時間に適当な感じで書いていたので、適当な感じで読んじゃってください。
【GK】
・フラデツキー ⇒ 残留100%
まあ今季加入したばかりですし、この1年の働きを考えたらどんなオファーが舞い込んできても放出はないと思います。ちなみに皆さんはトラップとフラデツキーどっちが好きですか?私はティモさんです。
・リンドナー ⇒ 残留80%
彼も移籍してきてまだ1年過ごしただけですが、2ndGKという現在の立ち位置に不満みたいで最近退団報道出てました。今回のユーロにオーストリア代表で選ばれてますけど、今後の代表でのことも考えたら正GKで出場できる環境を望むのは当たり前ですかね。ただ、後でも触れますがフランクフルトはこの夏にGK2人抜けますし、契約ももう1年あるので残留の方が可能性としては高そう。
・バライェフ ⇒ 退団決定
契約が今夏までで2年間クラブ側に延長のオプションがあったんですけど、それを行使せず退団するとのこと。あまりフランクフルトのリザーブチームって情報探してもなかなか見つからないんですが、彼は今季怪我に悩まされたみたいです。2015年1月に加入して出場0、ベンチ入りは今季のカップ戦1試合だけ。活躍する姿をフランクフルトでは見れませんでしたが、新天地での、更にはアゼルバイジャン代表としての今後の彼の活躍を期待したいと思います。
・ツマック ⇒ 退団決定
トップチームに昇格して1年で退団。2014-15シーズンは3試合にベンチ入りし、今季は1試合。おそらくはドリッテかレギオナルのクラブに移籍するのではないかと思うが、ブンデスのメンバー登録上ユース出身の選手は本当に大事なので、将来的に帰って来るチャンスはあるのではないか。大きくなって帰って来るんやで。
【DF】
・レゲゼル ⇒ 残留100%
冬に来たばかりですし、コバチからも評価されているみたいなので移籍はないでしょう。
・チャンドラー ⇒ 残留70%
貴重なユース出身の選手ですし、プレーオフ2nd legでもスタメンで起用されていたので評価は悪くないのかなと。ただ右SBの「質」に不満を持っているクラブは補強を考えており、もし実現すれば弾かれる可能性あり。
・イグニョフスキ ⇒ 残留40%
何かと便利な選手ではあるが、正直なところSBとしても中盤としても物足りなさを感じる。来季も1番手として考えられるポジションはない。ただセルビア出身だけあって足元はそれなりに上手くファイトできるタイプの選手なので、ツヴァイテあるいは昇格したフライブルクに行くと持ち味を最大限に出せるのかもしれない
※後日フライブルクに移籍決定
・ジャクパ ⇒ 退団決定
先日クラブからリリースがあった通り退団することが決まりました。2011-12シーズンはレギュラーとして昇格に貢献するも、以降はオツィプカにその座を奪われなかなか出場機会を得れない日々が続きました。ただその中でもELでは直接的FK決めたり、ブラジルW杯のコートジボワール代表に選ばれたり。そして乾貴士がベンチを温めたときには彼を励ます姿もあり、私個人としてはすごい好きな選手です。出来れば他のブンデスリーガのクラブに拾ってもらい来季も活躍を見たいが…
・オツィプカ ⇒ 残留90%
前述の通りジャクパが退団するので同サイドのSBが2人も抜けるとは考えにくく残留は堅いだろう。在籍メンバーの中では所属歴も長く、副主将ルスの離脱や現主将マイヤーの去就次第では来季主将を任される可能性も。
・アブラハム ⇒ 残留100%
CBでは1stチョイスなので、残留は間違いない。スピードがありフィードも上手く、入れ替え戦で魅せたずる賢さもあり、コバチ体制ではディフェンスラインの軸になる選手じゃないかと思います。
・ザンブラーノ ⇒ 残留90%
ルスの病気がなかったら移籍の可能性の方が高かったと思うが、現状CBの質・量ともに不足しているのでクラブは残すと思う。身体能力の高さは誰もが認めるところだが、カードコレクターなところが玉に瑕。その辺の意識改善はほんとよろしくお願いしたい。無理だと思うけど。
・ルス ⇒ 残留100%
手術を行って今は化学療法で治療しているみたいです。詳しいところは分かりませんが順調に治療は進んでいる思う。ただ年内の出場は絶望的で、病気が病気なのでシーズン通して出れないと思っていた方が良さげ。まずはもう身体、命が優先でサッカーは二の次。焦らず彼の復帰を待ちたい。
・アイハン ⇒ 退団決定
今冬にシャルケからローンで加入しましたが、買取オプションは行使されず、レンタルバックが決定。出場2試合、先発1試合では仕方がない。能力ある選手なのは間違いなくので、シャルケあるいは他のクラブでの活躍に期待。
・アンデルソン ⇒ 残留100%
今季は全休したので獲得を模索するクラブもないはず。終盤にはトレーニング(おそらくは個別)にも参加し、戦列復帰は近そう。実力は確かなので、彼が復活したらかなりの戦力アップ。
【MF】
・ライナルツ ⇒ 引退
残念ながら怪我のため引退が発表されました。ドイツ代表経験もあり加入が決まったときは飛び跳ねて喜びましたが、度重なる怪我のため出場試合数は15試合に止まり、チームも残留争いと本人的には非常に苦しいシーズンだったと思います。ただ今季のチーム1stゴールは彼であり、そこは記録そして皆さんの記憶にも残り続けるのではないかなと。将来的には監督になれる器なので、選手生活は終わってしまいましたが、これからの更なる活躍に期待。ひとまずお疲れ様でした。
・長谷部 ⇒ 契約延長
先日、契約延長が発表されました。今季はフェーの下では不慣れな右SB、コバチ体制ではボランチとしてよく働いたと思います。特にシーズン終盤の活躍はお見事。来季は本職のボランチ固定なので、チームの軸として2シーズン前以上の活躍が期待される。期待というかもうマストに近い感じ。
・フスティ ⇒ 残留70%
冬に加入して最初は左サイド、終盤は長谷部とコンビを組んでボランチとポジション変えながらも一定の活躍はしてくれたんじゃないかなと。降格したら契約解除できるオプションもあったが、残留したのでその可能性は無さそう。しかしコバチ&ボビッチの改革の元、33歳という年齢はネックになるかもしれない。若返りを図る上で不要と判断されれば、両方の合意の下契約解除の可能性も無くはないか。
・フルム ⇒ 残留80%
11月に左ひざ陥没骨折の重傷を負いシーズンを棒に振った。しかし5月には全体練習に復帰し、キャリア終了とも言われた状態から見事カムバック。その後の状態も良好で、クラブ側は今季で切れる契約の延長を提示。移籍があるとすれば古巣フライブルクだろう。
・メドイェビッチ ⇒ 残留70%
現状ボランチで確実に残る、計算できる選手が長谷部以外にはいないので、残留の可能性が高いだろう。移籍が考えられるケースとしては本人が出場機会を望んだ場合。クラブも無理には引き止めないはずだ。
・シュテンデラ ⇒ 残留100%
今夏ステップアップの道も考えられたが、入れ替え戦で全治半年の重傷を負いその可能性は立ち消えた。クラブは来季で切れる契約延長を望んでおり、怪我や年齢を考慮してもまだ移籍するべきではないだろう。
・ファビアン ⇒ 残留50%
冬に鳴り物入りで加入するも存在感は発揮できず、新監督の下ではベンチスタートが続いた。クラブとしては獲得に支払った額を回収できるオファーが届けば放出も容認する構え。有力な移籍先はMLSか。
・ガチノビッチ ⇒ 残留100%
フロント主体の獲得だったためか前監督には信頼されず、シーズン序盤は出場機会を全く得られなかった。しかし終盤、残留争いの大事な試合や入れ替え戦では先発。コバチの信頼を勝ち取ったと思える。来季は2年目。アタッカーとして中心選手の活躍が求められる。
・キッテル ⇒ 退団決定
6歳の頃からフランクフルトに所属し「エジル2世」とまで称された若手MFも既に23歳。怪我にも悩まされなかなか出場機会を得れない日々が続きこの夏、愛するクラブに別れを告げ移籍を決意。まずはツヴァイテでシーズンを通した活躍、経験をするのがベストではないだろうか。
・ベンハティラ ⇒ 退団決定
リーグ戦終盤では貴重なゴールを挙げるなどし、残留に貢献したもののクラブは契約延長を提示せず。彼のドイツで長年培った経験、技術を欲するクラブはあるはずで、他ブンデスリーガのクラブが触手を伸ばすのではないだろうか。
・アイクナー ⇒ 残留80%
なかなかゴールが生まれない日々が続いたが、32節ダルムシュタット戦&33節ドルトムント戦の2戦連続ゴールはチームを自動降格圏から“救い”上げた。コバチからも一定の信頼は感じられ、契約もあと2年残してるいるため移籍の可能性は低いだろう。ただ彼の獲得に動くクラブも少なくなく、本人が移籍を望むようならば…。
・リンダークネヒト ⇒ 退団決定
12月のドルトムント戦でトップチームデビューを果たした18歳MFとクラブは契約更新せず。トップチームではその1試合の途中出場のみに終わったが、U19ではFPとして最多の24試合に先発し4ゴール。
・ゲレツギアー ⇒ 残留20%
1月に経験を積むためツヴァイテのFSVフランクフルトへローン移籍。しかし2試合しか起用されず、チームはドリッテに降格。クラブは今季も下のカテゴリーで武者修行させる意向。
【FW】
・マイヤー ⇒ 残留70%
CSL(中国スーパーリーグ)やアメリカMLSへの移籍の噂が急上昇し、フロントも選手が望めば引き止めない意向を示した。現地メディアは昨季得点王の挑戦には懐疑的で「残留」との見方が強い。
・セフェロビッチ ⇒ 残留50%
ゴール数は前年の10ゴールから今季は3ゴールと激減。ただチームとしてチャンスが作れないシーズンだったゆえにこの数字は仕方がない面も。残りの契約が1年となり移籍or契約延長の選択を迫られるが、フランクフルトに残りたいと発言。当初は売却する方針だったクラブも考え直す可能性。現在スイス代表として参加しているユーロで大活躍すれば一気にステップアップの可能性もあるが、グループリーグの出来を見る限り厳しい。
・カスタイニョス ⇒ 残留60%
度重なる怪我に苦しみ、出場19試合4ゴールと結果は残せなかった。最近は伊ジェノアからの関心も伝えられる。タイプ的には途中出場から流れを変えられることも出来るので、個人的には残して欲しいと思う。
・ヴァルトシュミット ⇒ 残留60%
プレシーズンで評価を高め、シーズン通して12試合に出場。しかしその全てが途中出場で、出場時間は227分。冬にもメディアで話が出たが、ツヴァイテのチームに貸し出し経験を積ませるのが賢明だろう。
今回は以上です。
次回は補強についてダラダラ書きたいと思います。
では。チュス